2010年12月4日土曜日

2010.12.04 INAXとの協働活動





2010.12.04 INAX との協働活動
(五斗蒔だより2011年1月号から転載)

 水に関する活動をと願うINAX、今回は湿地の再生活動を共に行いました。
12 月4 日(土) 参加者:INAX 60 名、会16 名。

9:30:受付開始、10:00 開始、10:15~11:30 里山散策、11:30~12:30 昼食12:30~14:45 保全活動、15:00~アンケート、閉会、15:30~担当者反省会

 好天に恵まれ、まずは初冬の宍塚の里山散策。1 グループ約20 名、3 名の講師が谷津田、池、林、上高津貝塚を歩き、宍塚の里山の自然、歴史的な環境を案内しました。
 昼はマダケ切って割って、皿、コップ、箸を作り、その後里山の幸一杯の里山ランチを楽しみました。
 午後は4 グループに分かれ湿地再生活動を行いました。今回は湿地に深さ40㎝、10 ㎡の水たまりを2 個作るのが目的でした。
 ヨシ、セイタカアワダチソウ、アカメヤナギの根が広がる湿地、それに前夜40 ミリの降雨。重たい土と水に悪戦苦闘しながらの作業でしたが、2 時間後二つのくぼみの様な池完成。
 企業との活動、日頃の仕事とは違う野外活動が大いに刺激になるのか、徹底的に活動することと、少々の困難も厭わず、予定の仕事を仕上げる責任感の強さにいつも感服する。今回も泥だらけどころか泥の海にはまりながら成果を上げました。
 多様な主体が関わることが里山保全には大切なことだが、企業との協働活動は特にその感が強い。INAX との活動は2 年間で4回実施。毎回目的を達成している。

 それにしても前日から準備した食事、大きな釜3 個、大鍋にあふれるほどの具だくさん汁。大学芋、冬瓜の煮物、漬物、柚子の甘煮、…食事担当者も大変でしたが、INAX 皆大満足。準備された皆さま、ほんとうにお疲れ様でした。
 ヘビやハチの心配もなく、のびのび活動できるこの季節は、天候が安定し好天に恵まれやすく、野外活動にとても向いています。雑木林の紅葉がまだほのかに残る初冬の里山に、満ち足りた心地よさが広がりました。
 by hana



INAXとの協働活動 名前: 独活 [2010/12/05,22:21:01] No.1801
  • 12月4日(土)INAXとの協働活動を実施しました。
  • 午前中は会の案内で観察会。午後は湿地のビオトープ整備作業をしました。