2012年7月7日土曜日

2012.07.07 LIXILとの協働活動

LIXILの活動

 株式会社LIXILは、2011 年にトステム、INAX、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの主要事業会社5社が統合してできた会社です。私たちは、地域の自然環境保全への貢献と、社員一人ひとりの環境意識の啓発を目的に、三重県、長野県、茨城県で、森林や里山保全のためのボランティア活動である「森で e こと」を実施しています。

 茨城県の活動は、2009 年に旧INAX が「宍塚の自然と歴史の会」のみなさまと協働したのがはじまりです。これまで7回の活動を実施し、参加者は延べ 387 名になりました。茨城県には弊社の主要生産拠点が複数あり、県内の拠点を中心に県外の社員も集まって、宍塚の豊かな自然の中で湿地整備や外来種の撤去作業などを行っています。

 第7回目となる7月7日(土)の活動では、社員とその家族56名が竹の伐採作業を実施しました。日頃の仕事や生活では経験のない作業でしたが、「宍塚の会」のご指導のもと、一人1本以上の竹を倒すことができ、午前と午後の作業で 200 本以上の竹を伐採しました。参加者は暑い中での作業で汗だくになりながらも、みんなで協力して大きな竹を倒す楽しさや、現場が整備されていく達成感に笑顔で活動を行っていました。

 活動後のアンケートでは「竹林に入ってみて、荒れていることがわかった」、「作業をすることで、竹の手入れの大変さが実感できた」という声や、周辺に住む社員からは「家から2Kmのところに宍塚のような場所があることを知らなかった」、「宍塚の会の活動を初めて知った」という感想もあり、活動を通じて環境についての理解を深めただけではなく、地元の市民活動を知るきっかけにもなったようです。

 春と秋の年 2 回ですが、自然に直接触れることのできる機会は大変貴重です。このような活動を今後も社内に広げ、より多くの社員が参加できればと思っています。次回は今年の秋になりますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(株)LIXIL CSR・環境経営推進部 コミュニケーション推進グループ Kさん